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深部静脈血栓症

次のような症状がある方は受診してください

片方の足全体やふくらはぎが急に赤黒く腫れあがり、痛みがあらわれます。数日をかけてゆっくりと進行することもあります。放置した場合、腫れがつづいて皮膚が茶色く変色したり、足の皮膚から水がしみ出してきたり、皮膚が崩れて潰瘍となります。さらに血栓が血流で流れて肺で詰まると肺塞栓症になると、呼吸が苦しくなり、胸が痛くなって、最悪の場合は生命を落とす可能性があります。

当院の治療方針

抗凝固剤という血液をサラサラにする薬が用いられます。最初は注射剤として投与され、その後は経口薬のワーファリンなどに切り替えられます。後遺症を残さないために、足を圧迫する弾性ストッキングの着用が効果的です。早期の適切な治療が、肺塞栓症や後遺症の予防につながります。

当院では主に下肢静脈エコー血栓マーカーの測定で受診当日に迅速な診断・治療が可能な体制をとっております。

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